近年は空き家が増加しており、社会的な問題にまで発展しています。
空き家を適切に管理しようとすると負担もかかりますよね。
実は、空き家の扱いに困った場合は売却するのも一つの選択肢です。
今回は空き家を売却するメリットとスムーズに売却するためのポイントをご紹介します。
□空き家を売却するメリットとは？
1.現金を得られる
空き家を売却する最も大きなメリットは現金を得られることです。
一般的に、不動産は築年数が増えるたびに価値が下がっていきます。
また、日本では人口が減少しているため賃貸の需要が減っていくことが予想されています。
これらの理由から不動産の価値は将来的に下がっていくと予想できるでしょう。
そこでできるだけ早い段階で空き家を売却することで価値が下がるリスクを回避でき、現金を得られるのです。
2.空き家を管理する必要がなくなる
空き家となってもその不動産を所有しているのであれば適切に管理する必要があります。
清掃費や固定資産税などを支払う必要があるため、維持管理のために多くの費用がかかるでしょう。
しかし、空き家を売却すれば管理の手間や費用を気にしなくて良くなります。
管理が大きな負担になっている場合は売却を検討してみてはいかがでしょうか。
□空き家をスムーズに売却するためのポイントについて
＊土地の境界を確定する
まずは土地の確定測量を依頼しましょう。
確定測量とは行政や隣人に許可を得て、測量士が土地の境界を測量することです。
目安として、土地100平方メートルを測量するには3~4ヶ月ほどの期間がかかります。
手間に感じるかもしれませんが、空き家を売却する上では欠かせない工程です。
境界が明確でないままでは買主の信頼を得られず、スムーズに売却できなくなるでしょう。
＊長期的な計画を立てる
冒頭でもお伝えしたように近年は空き家の数が急増しています。
そのため、極めて条件が良くなければ、売却までに時間がかかると想定しておきましょう。
無理に短期間で計画すると、大幅な値下げ交渉に応じなければなりません。
スケジュールに余裕を持って長期的な視点で計画しましょう。
□まとめ
空き家を他の用途に活用しないまま所有していると、管理の手間や費用がかかります。
そのため、活用方法が見当たらない場合は思い切って売却することもおすすめです。
これまで空き家を管理していた負担が解消されるでしょう。
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