皆様こんにちは♪みらい不動産の遠藤聡美です(^^)/
先日ネットで、海外の空き家事情について書かれている記事を見つけました。
海外の空き家問題に関するデータは日本の空き家問題ほど詳細には明らかになっていませんが、
富士通総研のレポートによると、イギリス3~4%、ドイツ1%前後などヨーロッパの国々の空き家率はとても低いんです。
日本は、13.6%。(総務省調査)
国土の広さと人口の関係で多いとされるアメリカでも10%前後と言われています。
なぜ、海外では空き家率が低いのか?
その1番の理由としてあげられるのが、中古住宅の流通です。
日本では新築住宅が好まれて大量供給され、中古住宅の流通は10%半ばといわれるのに対し、
ヨーロッパなどでは住宅流通のメインは中古住宅で、70%~90%にのぼるといわれます。
建築規律が厳しく市街地とそれ以外の線引きがはっきりしていて、どこにでも住宅を建てられるわけではないので、
長持ちする質の高い住宅を建てるというわけです。
アメリカでは中古住宅を買い取ってリフォームして売るフリッパーという業者が存在し、
中古住宅の流通を促す要因になっています。
各国の空き家事情の一端
例えばドイツ。
2003年をピークに人口減少と少子高齢化が進み、住宅建設は1995年の55万3000棟から2008年には14万8000棟にまで激減しています。
2011年調査の空き家率は4.4%ですが、旧東独では9%と高い州もあるそうです。
次に、イギリス。
イングランドの空き家率は2004年3.3%、2011年3.2%、同じ年の長期空き家率は1.5%から1.2%に低下。
空き家対策は住宅供給を増加させる観点から行われたと紹介されています。
最後に、フランス。
2000年、6050万人の人口が6466万人に増え、別荘を除いた空き家率は2008年に6%に低下。
1988年に創設された空き家税を2013年には強化するという、量的な住宅不足を解消する施策が実施されています。
いかがでしたか?
このように世界では、空き家に対し率先して様々な対策がとられていることがわかります。
確かに、日本には四季があり、複雑な条件下で長期的に住宅を維持していくのは難しい面もあります。
ですが、頑丈で質のいい木材を使用し、まだまだ住み続けることができる住宅がこの日本にはたくさんあるのです。
日本の空き家率を下げる!その中枢は、ここ茨城!みらい不動産!を実現します☆
~引用~空き家なう