【2021年版】おすすめのローコスト建売住宅メーカー(茨城県)9選

目次

「予算内で理想の住宅が見つかったけど、ローコストの住宅は品質が心配…」
「茨城県内でローコストの住宅を販売している、メーカーのおすすめを知りたい!」
20年、30年の住宅ローンを組んで購入する住宅。少しでも低価格で買いたいと思っても、耐震性や耐久性などの性能が心配ですよね。
今回は、
・ローコストの住宅を販売できる理由
・茨城県でローコストの建売住宅を販売するハウスメーカー【おすすめ9選】
・ローコストで住宅を購入するポイント2つ
を解説します。
また、「ローコスト住宅」という言葉がありますが、ローコスト住宅とは、一般的な注文住宅よりも低価格の「セミオーダータイプの注文住宅」を指します。ここで解説するローコストの住宅とは、建売住宅も含む、低価格で建てる努力をした住宅です。ローコストで安全な住宅を購入するには、ハウスメーカー選びが重要です。
この記事では、茨城県内のおすすめ建売住宅メーカーの特徴を9社紹介するので、あなたに合ったハウスメーカーを見つけましょう。

ローコストで住宅を販売できる理由は?安全性は大丈夫?

ローコストで住宅を販売できる理由は、「メーカーが企業努力をしている」ためです。茨城県内であれば、1,000万円台で土地付きの戸建が建てられることも珍しくありません。しかし、「ローコスト」と聞くと、「安全性が国の基準を満たしていないのではないか?」と不安になりますよね。先ほど解説したように、ローコストの住宅を販売できるということは、ハウスメーカーが企業努力をしてコストを削減しています。ローコストだから危険とは限らないので、安心してくださいね。まずはハウスメーカーが、どのような企業努力をしてローコストの住宅を販売しているのか、解説します。

ローコストの住宅を販売するハウスメーカーの企業努力とは?

ローコストの住宅を販売するための企業努力は複数ありますが、ここでは以下3点を解説します。
・大量仕入れや間取りの規格化で材料費を削減
・工場での加工、不動産会社に販売を委託することで人件費の削減
・大々的な広告をせずに広告費の削減
住宅の建材は、個別に発注すると単価が高くなります。ローコストで建てられる住宅は、間取りや仕様などを規格化し、大量に発注することでコスト削減を実現しています。また、住宅の建設現場では、職人が現場で木材のカットをすることも多いですが、ローコストの住宅は工場で一括にカットしているため、人件費を節約可能です。さらに、自社で販売すれば人件費や広告費がかかるため、不動産会社へ仲介を依頼することで、費用を削減しているメーカもあります。ローコストで家を建てられるハウスメーカーや工務店は、コストをおさえる知識が豊富です。開放的な間取りでドアや部屋の数を減らしたり、コンセントや照明など細かい部品の設置を減らしたり、小さな努力の積み重ねでローコストの住宅を実現させています。

ローコストな住宅の注意点

前章では、ローコストな住宅は企業努力の結果だと解説しましたが、注意点として、以下の可能性があることを知っておきましょう。
・一般的な価格帯の住宅に比べるとグレードが下がる
・間取りやデザイン性の自由度が下がる
当然ですが、ローコストな住宅は、コストをかけている住宅と比較すると、防音性や断熱性などのグレードが下がる場合があるでしょう。また、一般的な注文住宅に比べたら、間取りが規格化されているため、デザインの自由度が下がります。住宅のグレードは専門知識がないと判断しにくいため、住宅性能表示制度に対応しているなど、住宅の性能を客観的に判断できるハウスメーカーを選ぶことをおすすめします。住宅性能表示制度とは、耐震性や劣化対策などの住宅に関する性能を、国が定めた等級であらすことで、専門知識がない人にもわかりやすくしたものです。どこまで高い品質の住宅を、どれだけローコストで購入できるかは、ハウスメーカーによって異なるため、ハウスメーカー選びが重要です。次の章では茨城県内にある、ローコストの建売住宅を販売するハウスメーカーを一挙に紹介します。

茨城県でローコストの建売住宅を販売するハウスメーカー【おすすめ9選】

ここでは、茨城県でローコストで建売住宅を販売している、おすすめのハウスメーカー9選を紹介します。
・アーネストワン
・アイダ設計
・飯田産業
・一建設
・東栄住宅
・タクトホーム
・ケイアイスター不動産
・ピーチハウス
・アイディホーム

アーネストワン

価格帯(茨城県):1,480万~ ※2021年2月時点
設立:1981年5月 
ポイント
・ローコストだが、品質のためのコストはしっかりかける
・マンション事業のノウハウを活かした建売住宅づくり
・分業化で効率性、専門性を高めている
株式会社アーネストワン は、四国を除く全国各地で建売住宅を販売しているハウスメーカーです。
ローコストの建売住宅を販売しているものの、品質へのコストはしっかりかけることがアーネストワンの方針です。たとえば、1棟ごとに外注をすることが一般的な基礎部分に使用するコンクリート。外注先によって品質が変わり、質が不安定になりがちです。アーネストワンでは住友林業(株)へまとめて発注することで、JIS規格の品質を保っています。また、アーネストワンではマンション事業も行っているため、マンション建設のノウハウを生かした住宅づくりで工期短縮、コストダウンを実現。さらに、工場でのプレカットで現場の作業負担を軽減したり、骨組み担当、内装担当など分業をすることで、効率的かつ専門性の向上を目指しています。

アイダ設計

価格帯(茨城県):1,690万~ ※2021年2月時点
設立:1981年1月
ポイント
・自社一貫性で実現する、ローコストの建売住宅
・一括仕入れによって、人気の最新設備を取り入れている
・社員大工の育成にも取り組み、品質向上を目指している
株式会社アイダ設計は1981年設立、全国各地で建売住宅を販売しているハウスメーカーです。40年の実績で培ったノウハウから「丈夫で長持ちする」ローコストの建売住宅づくりを目指しています。アイダ設計では自社工場を所有し、仕入れから管理まで自社で一貫して行い、コストを削減。また、ローコストの住宅はシンプルであることが多いですが、アイダ設計では設備を一括で仕入れることで、人気の最新設備を取り入れています。アイダ設計のいろどりアイタウンでは、システムキッチン、システムバスなど、毎日の暮らしが快適になる設備が採用されています。ローコストでも快適な暮らしを重視したい人におすすめです。

飯田産業

価格帯(茨城県):1,790万~ ※2021年2月時点
設立:1977年7月
ポイント
・住宅性能表示制度に対応しているため、品質を確認できる
・徹底した工場生産で安定した品質を目指している
「いいだのいい家」でおなじみの株式会社飯田産業。飯田産業の住宅では、国土交通省が導入している住宅性能表示制度に対応しているため、品質を客観的に確認できます。また、飯田産業では、工場でのプレカットやパネル生産を導入することで、1棟1棟、品質の安定した住宅づくりを目指しています。

一建設

価格帯(茨城県):1,550万~ ※2021年2月時点
設立:1967年2月
ポイント
・設備や備品の大量仕入れでローコスト建売住宅を実現
・定期点検で安全に配慮
・自社一貫体制でコストダウン
一建設株式会社は50年以上の歴史があり、年間約10,000棟の建売住宅を全国に供給するハウスメーカーです。年間棟数が多いため、設備や備品を大量に発注でき、コストを大きく削減した建売住宅を実現しています。また、一建設では入居後の定期点検を実施し、安全性にも考慮しています。

東栄住宅

価格帯(茨城県):2,180万~ ※2021年2月時点
設立:1951年3月
ポイント
・長期優良住宅に対応している建売住宅を取り扱っている
・土地の仕入れからアフターサービスまで、自社一貫体制でコストダウンを実現
株式会社東栄住宅は、全国17都道府県で建売住宅を販売するハウスメーカーです。2021年3月に設立70年を迎える東栄住宅では、年間4,925棟以上の建売住宅を販売しています。ここで紹介するローコストの建売住宅メーカーとしては、価格帯が少し高めです。しかし、住宅性能表示制度だけでなく、長期優良住宅にも対応している建売住宅もあり、国が定める一定基準をクリアするなど、安心できる品質です。

タクトホーム

価格帯(茨城県):1,590万~ ※2021年2月時点
設立:1984年4月 
ポイント
・販売の効率化と広告費削減を追求し、ローコストの建売住宅を実現
・土地の仕入れや設計など、一貫体制でコストを削減
・約半数が専門家の従業員によって、安定した品質を目指している
タクトホーム株式会社では、販売を地域の不動産会社に委託することで、広告費や人件費などのコストを下げています。タクトホームは、専門家を集めた少数精鋭の体制が強みです。従業員の約半数が建築士や宅地建物取引士であり、施工や管理を社内で一貫して行うことで、安定した品質を目標としています。

ケイアイスター不動産

価格帯(茨城県):1,790万~ ※2021年2月時点
設立:1990年11月
ポイント
・デザインのラインナップが充実している
・女性が活躍するローコスト建売住宅メーカー
ケイアイスター不動産株式会社は、関東を中心にローコストの建売住宅を販売しているハウスメーカーです。女性活躍推進に優れた企業として2年連続で選定されていますが、2年連続での選定は、住宅販売ホームビルダーで初めてになります。(参照:ケイアイスター不動産 プレスリリース
また、住宅のデザインも充実しており、和をコンセプトにした「KEIAI 和楽」や女性スタッフがママ目線でデザインした「Zut PLUS+」など、さまざまなニーズに対応しています。

ピーチハウス

価格帯(茨城県):768万~ ※2021年2月時点
設立:1998年6月
ポイント
・ローコスト住宅の専門ハウスメーカー
・茨城県内の賃貸と同等のコストで、建売住宅購入が可能
・コスト削減のための様々な工夫で、品質も確保
ピーチハウスは、オフィスエイト株式会社が手がけている茨城県のローコスト住宅専門店です。茨城県の家賃相場と同じくらいの出費で、新築の建売住宅購入を目指しています。コスト削減のためには、材料をできるだけ安く仕入れる必要があります。しかし、全国規模のハウスメーカーや工務店でない場合、発注量が限られるため材料の単価が高くなりがちです。ピーチハウスでは、全国のハウスメーカーや工務店と共同で仕入れることで、コストを削減しています。他にも、広告費の削減や住宅展示場を出典しないなど、コストカットのために多くの工夫をしています。

アイディホーム

価格帯(茨城県):1,799万~ ※2021年2月時点
設立:1995年9月
ポイント
・住宅性能表示制度に対応しているため、性能を確認できる
・仕入れや施工など、自社で一貫した体制でローコストの建売住宅を実現
アイディホーム株式会社は、全国各地に拠点を構えるハウスメーカーです。アイディホームのブランド「リナージュ」は、耐震、劣化対策などで住宅性能表示制度に対応しています。ローコスト建売住宅の品質が気になる人は、アイディホームのように住宅性能表示制度に対応している住宅がおすすめです。

ローコストで建売住宅を購入するポイント2つ

ローコストで建売住宅を購入するポイントは、以下の2点です。
・住宅本体の価格だけでなく、諸費用を節約する
・初めての不動産購入は仲介会社に依頼する
建売住宅を購入するための費用は、住宅の本体価格+諸費用です。今回紹介したローコストの建売住宅メーカーで、住宅の本体価格を節約することはできますが、本体の価格を下げることばかり考えると、住宅の質に影響するかも知れません。そのため、住宅の本体価格だけでなく、諸費用を節約することがポイントです。当サイトでは、建売住宅をお得に購入する方法も紹介しているので、諸費用のコストダウンや建売住宅をお得に購入したい人は、以下の記事も参考にしてくださいね。

新築の建売住宅は値引きできる?賢く住宅を購入するポイント3つ

また、不動産の購入が初めての人は、不動産会社に仲介を依頼することをおすすめします。住宅の購入は法律や専門用語の知識が必要になるため、プロに依頼すると安心です。
不動産会社に依頼する際は、仲介手数料などの諸費用のが節約のポイントになります。
新築の建売住宅購入の諸費用について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

茨城県の2,000万円の新築戸建の初期費用の内訳